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海外で転職活動を始めるときに重要なこと。それは、まずはとにかく多くの求人を比較して、自分に合った仕事を見つけることです。

最初は細かいところはわからなくても大丈夫。大体どんな仕事内容なのか、概要がおさえられればOKです。

とはいえ、英語だし沢山見る自信ない(というか正直面倒くさい!)、概要すらわからないかもという方は、是非事例を参考に4つの項目の見方だけでもおさえておきましょう。

求人票は大きく4つの項目に分かれている

英語/日本語にかかわらず、求人票を見るときの項目は大きく以下の4つに分かれます。

  1. Position Title/Job Description 職種・職務内容
  2. Requirements 応募条件
  3. Benefits and Conditions 待遇
  4. Company Overview 会社概要(規模、文化、雰囲気)

大きな違いはありませんが、英語と日本語では微妙にニュアンスが異なる時があります。まずは各項目の見方を知り、英語求人ならではのポイントをおさえていきましょう!

職種(Position Title)

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本サイトでは何度も登場するJob Streetで、Star Hubの日本語求人を見つけました。Star Hubはシンガポールの大手通信会社で、日本でいうauとかsoft bankみたいな会社です。

(※Job Streetを知らない方は『実は超簡単!現地転職サイトの使い方』という記事もどうぞ。)

募集職種は赤く囲った“Senior/Account Manager, Japanese Accounts”です。

日本語だと何の職種に当たるか想像がつきますでしょうか?「マネジャーって書いてあるから、営業部長かな?」と思う方もいるでしょう。

実はこれ、ただの「営業担当(シニアレベル)」という意味なんです。

「え?でもマネジャーって書いてあるじゃん。。」

そうですよね。私も最初は不思議に思っていました。ただ、このマネジメントは顧客をマネジメントするという意味で、いわゆる日本のマネジャー職(管理職)とは異なります

ちなみにここでいうアカウントは、顧客や取引先を指します。つまり、今回の募集職種は「販売・営業」です。

 

職務内容(Job Description)

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職務内容の見るべきところは下線部をざっと引いた箇所くらいです。動詞に注目すれば大体の内容がつかめると思います。

“to ensure designated sector revenue targets are achieved or/and exceeded”
会社からの収益目標を達成すること

developing new business
新規開拓

“to handle Japanese clients
日本人顧客の応対

Responsibilityというのは役割や責任範囲を指します。Upsell(高い商品売れ)とか、long-term customer satisfaction(長期的に顧客満足度維持しろ)とか追記されていますが、概要とほぼ同じことが書いてありますね。

 

応募条件(Requirements)

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応募条件の見方も難しくありません。一般的に必須条件として「学歴」「類似経験◯年以上」「語学力」が設定されていて、加えて尚可条件が書かれています。

Degree/Diploma
大学短大に相当する学位

minimum 5 years’ sales experience in solution selling
最低5年のソリューション(問題解決型)営業経験

Ability to converse and write effectively in Japanese
日本語を話す、読む

ちなみに求人の真ん中あたりに描かれている”will be preferred”が尚可という意味です。電話会社やシステムインテグレータの深い知識があれば歓迎します、ということです。

できれば尚可条件まで満たしていたいですが、必須条件だけでも応募できます。必須条件を満たしていないと書類で落とされる可能性が高いですが、個人的にはダメ元で応募した方が良いと思います。

採用事情は結構流動的なので、裏では募集条件がちょくちょく変わったりして、チャンスは大いにあるでしょう。

最後の”We regret only shortlisted candidate will be notified“とは、「合格者のみにご連絡します」です。

待遇(Benefits and Conditions)

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待遇はやっぱり給与が気になりますよね。残念ながら今回は非公開でした。その他勤務時間やBenefits(福利厚生)を軽く確認しておきましょう。

シンガポールだと、dental(歯医者)とか、miscellaneous allowance(雑手当)とか、面白い手当を出してくれる会社もあります。

ここで注意したいのが、当たり前のように思えて、結構多くの方がやってしまうミス。それが選考過程で待遇ばかり質問してしまうこと。

面接官からすると、給与や休日ばかり聞く人はどうしても悪い印象を抱いてしまいます。どうせならスマートに、いくつか内定を勝ち取ってから確認しましょう。

 

会社概要(Company Overview)

会社概要は求人票にも書いてありますが、正直会社のウェブサイトに行くのがベストです。

個人向けの消費財を売っている会社であれば、その製品を実際に使ってみるとか、もし行けるのであればお店に行ってみるとか。志望動機を書く際や面接に活きてくるでしょう。

 

まとめ

今回は英語の求人票を見る際のポイントと基本的な見方についてご紹介しました。

繰り返しですが、まずはたくさんの求人票を見て慣れてしまいましょう。英語で書かれていても怖くありません。一生に一度あるかないかの海外転職。自分に合う求人が見つかるといいですね!

1985年生まれ 東京都出身

経営コンサルティング会社へ新卒で入社。その後シンガポールの現地法人へ転職し採用業務に携わる。日本人の海外就職斡旋や、アジアの若者の日本就職支援に携わったのちフリーランスとして独立。現在は開発コンサルタントとして国際開発援助やソーシャルビジネス支援に従事。