イスラエル発のコーチングツールPoints of You®が自己分析に超役立つ【前編】

Points of you

友人に勧められ、Points of You®(ポインツ・オブ・ユー)というイスラエルで開発されたコーチングツールを使ったイベントに参加してきた。

上の写真の通り、様々な写真と言葉が組み合わさったカード65枚を使い、自分自身を探求していく。

もちろん個人だけでなく、企業や学校組織の課題・解決策も楽しく発見できるワークになっている。Points of You®は名前すら聞いたことがなかったが、とても面白いツールだったので紹介したいと思う。

結論:いつもノートに向かって一人で自己分析している人におススメ

最初に結論から言うと、Points of You®はいつもノートに向かって一人で自己分析している人におススメだ。その理由は、

  1. 言葉だけに頼るのではなく、画像を使うことで、脳の違う部分が活性化される
  2. カードをきっかけに生まれる自分の意見や考えについて、他人からフィードバックをもらえる
  3. 他人のカードや意見から、新たな視点・気づきを得ることができる

からだ。一枚の同じ写真を見ていても、ある人は人物を中心に見ていたり、またある人は背景からインスピレーションを受けていたり。

誰かと一緒に行うことで、自分一人では得られない視点から、自身を見つめることができる。

ちなみに今日紹介するのは、私個人の内省をがっつり含むので、単純にPoints of You®について知りたい方は本家のHPへどうぞ→ https://www.points-of-you-asia.com/ja/

そしてこの企画を実行&ファシリテートしてくれた「海賊ライフ」のHPはこちら→https://piratelife.jp/(これから紹介するワークショップの構成や中身の知的財産は海賊ライフさんに属します。)

⓪3つのルール

Points of You®をやるにあたって、まずは以下3つのルールにみんなで合意する。

  1. カッコつけない:カッコつけてたら深い探求になりません。恥ずかしい部分や弱みもさらけ出しましょう。
  2. 守秘義務:メンバーがさらけ出してくれた悩みや課題をペラペラと他の人にしゃべっちゃダメです。
  3. 否定しない:意見を評価するのが目的ではありません。相手を尊重しましょう。

こうしたグラウンドルールを確認して合意するのはとても大切。心理的安全が確保されてこそワークに深みが出る。

この後1分間の瞑想をして気持ちを落ち着けてから、いよいよPoints of You®が始まった。ここから先はぜひ自分もワークショップに参加した気分で、写真を見ながら色々考えてみて欲しい。

①今日考えたいテーマを選ぶ

早速一つ目のお題。「今日、自分が考えたいテーマを直感で選びましょう」とのことだったので、パッと選んだのがこちらのカード。

依存心|Dependency

dependency

最近「自立と依存」のバランスについて考えるようになった。普段だったら自立を選ぶのだが、今回はあえて依存を選んだ。

生きていくうえで自立は大前提だが、「もっと上手く人に頼れるようになりたい」という心の変化が表れているのかもしれない。

「依存心」という言葉だけだとネガティブなイメージしか浮かばないが、写真はひな鳥が口を開けて餌を待っているところ。このひな鳥のように、素直に誰かに頼るのも悪くないかもな、なんて思ったりした。

あなただったら、このカードを見てどのような思考が思い浮かぶだろうか。

②最も好きなカードと最も嫌いなカード

次のお題は「最も好きなカード」と「最も嫌いなカード」。余談だが、好きなカードより、嫌いなカードを選ぶほうが意外と楽しい。人の感情は、ネガティブなものに対する方が強く出ると聞いたことがある。

さて、私が選んだカードはこちらの2枚。

journey and ego

このワークはペアで行うのだが、この時点で「なぜそのカードを選んだのか」相手に理由は教えてはいけない(写真は見せてOK)。

代わりに「なぜそのカードを選んだのか」を相手に想像してもらい、「あなたが選んだ最も好きなカードは〜ですね。なぜならあなたは今こんなことを考えていて……」といった具合に、これまでの印象から自分を分析してもらう。

つまり、自分は赤の他人からどう見られているかを知るためのワークなのだ。

ちなみにどちらが私の最も好き/嫌いなカードでしょうか(すいません、合コン並みに超くだらない質問しました)。

ポジティブな単語とネガティブな単語が並んでいれば、そんなの一見すぐわかりそうなもの。でも、これが意外とどっちがどっちかわからないのだ。

正解は、最も好きなカードが旅|Journey(右)で、最も嫌いなカードは自尊心|Ego(左)。

旅(Journey)、特に海外旅行が好きな理由は、いつも自分の常識をぶっ壊して多様な価値観を教えてくれるから。

自尊心、特にEgoが嫌いな理由は、持っていても良いことがないから。自尊心が高ければ高いほど自分を守ろうとして、他人を排除したり攻撃したりする。そんな人間にはなりたくない。

私にとって自尊心は良いイメージがなかった。

ところがペアの方は、自尊心をEgoというより「価値観」というニュートラルな見方で捉えていた。

「この鳥、水面に映ったもう一方の自分も含めて、完成形な気がしませんか? 自分の価値観がハッキリしているようでハッキリしていない。迷いが出るお年頃なのかな?」と素敵なフィードバックを頂いた。

水面に映るもう一人の自分。確かに自分の中に、多少なりともEgoがある。そんな嫌な部分も含めて自分なんだよ、と。

うーむ、なんて奥深い( ゚Д゚)!

これぞまさに、画像と他人の力を使った深堀の効果なんだと実感したのだった(長いので後編に続く)。

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