今回は IELTS OA6.0を取得されたUtoGo卒業生をお招きして開いた座談会からの学びをお送りします!
IELTS試験を控えた現役生6人も参加し、積極的に質問してくださいました。
- 特に仕事とIELTSの勉強が両立ができずに悩んでいる
- スピーキングのスコアの伸ばし方を知りたい
- 目標期限までにスコアが取れるか不安で、メンタルの保ち方が知りたい
- リーディングが苦手で困っている
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
ゲストスピーカーAさんのプロフィール
現役社会人として働きながらIELTS対策を進め、約8ヶ月間の学習でOA5.0→6.0を取得。
最初の試験を受けるまでは独学で勉強を進めるも、焦りを感じUtoGoへ入学。
スピーキングを伸ばした方法
ChatGPTを活用
−−Rinog: スピーキングはどのように伸ばしましたか?
Aさん:試験直前の2ヶ月半が勝負でした。先生に指摘された点を思い返し、授業で作った回答例を繰り返し声に出す練習を続けました。
5〜6個の「王道回答」を用意しどんな質問にもつなげられるよう練習したことが大きかったです。
また、AIを使って対話練習をし提示された回答を録音して確認することで、自分の癖や間を見直しました。最終的にスピーキングは5.0→6.0へと上がりました。
先生にはオンライン英会話もお勧めしてもらい本当にやりたかったんですけど、対面というのが個人的にはハードルが高く、苦手意識が強かったです。
なのでChatGPTを基本的に使っていて、ブツブツ対話をすることをやっていました。
––Rinog: 具体的にChatGPTはどう活用していましたか?
自分の回答を英語で文章化してもらい、改善点をチェック。その後録音して発話を確認しました。客観的に自分を振り返るのにとても役立ちました。
––Rinog: 最終スコアはどうでしたか?
Aさん:最後のテストではリーディング6.0、スピーキング6.0、ライティング6.0、リスニング5.5でした。特にスピーキングはリテイク制度を使い、2週間の集中練習で1.0アップすることができました。
試験当日のスピーキング対策
−−Rinog: スピーキングテスト当日はどう過ごしましたか?
Aさん:当日もずっと喋っていました。会場まではバスで行ったりしてたのですが、バスの中でもブツブツ言ってました。
筆記とのスピーキングテストの間に時間があるので、カフェやカラオケボックでずっと喋っていました。
面接官や試験問題との相性もあると思います。6.0を取れた時は話しやすい方でした。ただ、相手の雰囲気に飲まれないように、あまり気にせず話した方がいいと思います。
メンタルの乗り越え方
––質問者Bさん:IELTSの勉強をしてるんですけども、初めはもっと簡単にスコア取れるかなと思っていました。しかし実際にはかなりハードルが高いと気づいて、すごく焦りを感じています。アドバイスがあればいただきたいです。
Aさん:私も焦りは感じていました。 これまでの疲れが出てきてしまい、試験直前には体調を崩すこともあり、モチベーションもすごい下がっていました。
そんな時にやっていたのが、簡単だと感じた問題をひたすら音読して解き直す作業です。本当にこれしかやってなかったです。
安心できることをしてたと言いますか、新しい問題を解いても消化しきれないと思ったので、先生に言われたことを片隅に置きながらとにかくずっと同じ英文を繰り返し音読していました。
復習することでメンタルが安定した
––質問者Cさん:復習と予習ではどちらが大切だと思いますか?
Aさん:復習です。カリキュラムが全て終了した後に改めて復習し直してみたんです。そしたら、前よりすごいわかるようになったし、解けるようになっているの実感しました。
シンプルに自信がついたんですよね。自分の場合、新しい問題を解くよりも復習をやる方がメンタル的に安定しました。
でも、正直なとっころ焦りはずっと感じてましたし、自分も間に合わないんじゃないかって不安もありました。
––質問者Bさん:落ち込んだときはどうしましたか?
Aさん:英語から離れすぎず、「距離感を調整する」ことを意識しました。英語ドラマを見るなど負担のない方法で関わることで、モチベーションを維持しました。
あと、もし体調を崩してしまったら潔く休んだ方がいいと思います。私も体調を崩した時期はしっかり寝ていました。

リーディング克服のコツ
––質問者Dさん:リーディングが苦手です。上達のコツはありますか?
Aさん:さっきの繰り返しになるのですが、公式問題集の音読しかやってなかったです。本当にずっと音読し続けていました。
Ringo先生も「音読が一番効果ある」っておっしゃってましたが、声に出して読み続けるということが本当に一番効くんですよ。
––質問者Eさん:IELTSの教材を音読していたのですか?
Aさん:はい、IELTSの公式問題集のみを繰り返し音読していました。もちろん単語や熟語の意味調べ、精読などは全て終えたものです。精読したものをもう一度音読するというのが一番効果的でした。
最後に全体を通読するとより解像度が上がり、速く読めるようになりました。
音読のやり方について
––質問者Eさん:どれくらい音読していましたか?
Aさん:もう覚えてないくらいの回数はこなしましたね。
でも、IELTSの音読は結構負荷が高いので、体調や気分で使い分けていました。調子が良い日は難しい部分を、疲れている日は簡単な部分を繰り返していました。
学習全体について
––質問者Cさん:目標達成した今、これまでの勉強を振り返って、何が一番効果的だったと思いますか?
Aさん:やはり復習ですね。結局予習よりも「復習」を徹底した時期に英語力が一番伸びました。
全てのカリキュラムが終了した後の2ヶ月半で、弱点を潰すことに集中した結果、スコアがアップしました。
勉強時間の確保方法
––質問者Bさん:勉強時間はどう確保しましたか?
Aさん:土日は丸一日学習に充て、平日は仕事後の2〜3時間を確保。通勤時間も利用して、英語に触れる時間をできるだけ長く保ちました。
––質問者Bさん:最終的な勉強時間はどれくらいでしたか?
Aさん:1ヶ月で100〜120時間くらい勉強していました。合計だと650時間くらいです。
最初に先生に1.0スコアを伸ばすには 400〜600時間必要だと言われたのですが、私は当初もっと短い時間で達成できるものだと思っていました。でも結局時間が足りず延長を重ね…。最後の2ヶ月は妥当な延長だったと思います。
––質問者Bさん:どこで勉強していましたか?
Aさん:私の場合は家ですね。リビングに行ったり、自室でやったりとか、家の中をぐるぐるしていました。
どこが集中できるかは人によると思うので、カフェが集中できる場合はカフェでも良いと思います。
まとめ
Aさんの学習プロセスは、働きながらIELTSに挑戦する人にとってとても参考になると思います。
スコアが伸びない時期も焦らず、「復習」「継続」「自分に合う方法を見つける」ことが成功の鍵でした。
「何度も心が折れそうになったけど、初心に戻りながら乗り越えた。」
これは多くのIELTS学習者が共感できるメッセージだと思います。
諦めずに続けることが、確実に結果へつながることを示してくれた座談会でした。
▼あなたも一緒にIELTS6.5を目指し、留学を実現させませんか?
2025年10月から、IELTS 6.5を目指す!オンライン・グループ講座を開講します! 現在、来年の留学に向けて出願の準備をしている 2026年3月までにIELTS 6.0~6.5を取りたい 本格的な試験対策に入る前に、英語の基礎力を固[…]
