【アート留学×IELTS】仕事と両立しながらOA6.5を達成!夢を叶えたリアル体験記

インタビュー企画の第11弾は、社会人として働きながら、アート・デザイン分野での海外進学を目指し続けたAさんの体験談です!

お医者さんという全く異業種からのチャレンジだった彼女は、何度か立ち止まりながらも自分のペースで歩みを続け4年越しに留学の切符を手に入れました

 
Ringo
なかなか結果が出ず心が折れかけている方はぜひお読みください!

Yさんプロフィール

  • 氏名:Yさん(30代)
  • 職業:医師
  • 留学予定先:ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)※ロンドン芸術大学(UAL)にも合格
  • UtoGo Academy在校期間:5か月
  • 受講サービス:IELTSマンツーマン・学習コーチング+大学院出願サポート・コンサルティング
  • 授業回数:週2回、 合計45回 ※志望動機書作成サポートは合計5回含む

留学への漠然とした憧れから、具体的な計画へ動き出す

── まず、留学を目指したきっかけを教えてください。

大学生の頃からアートやデザインに興味があって、「いつか海外で学んでみたいなあ」と、漠然とした憧れはありました。大学卒業後は働きながら少しずつ資金を貯めて、4年くらい前から本格的に準備を始めました。

でも、すぐにコロナ禍に突入してしまって、そこからは思うように進まず…。結局、準備に4年もかかっちゃいました。でも普通はそんなにかかりません、ご安心を!

── 留学準備は、どんなことから始めましたか?

まずはアートスクールに通って、出願に必要なポートフォリオ制作から始めました。当初はファッション分野に興味があってその方向で出願しようと思っていたのですが、ポートフォリオ作りもうまく進まなくて…。

「大学院で時間とお金かけて本当にこれを学びたいのかな?」って、ちょっと立ち止まって考えるようになったんです。

── その時ちょうど UtoGo Academy にご入塾頂いたんですね。

はい。実は Ringo さんとは元々知り合いでした。

留学準備にあたって困っていた時に UtoGo Academy のことを知って、英語や志望動機書のサポートもあると聞いて入会しました。

不合格からの再挑戦。翌年は全校合格の快挙

── 1回目の出願について聞いても良いですか?

ファッション系の学科で出願してみたんですが、不合格でした。今思えば、私の中でまだ軸が固まっていなかったのを、大学院側にも見抜かれていたんだと思います。

── そこからどう方向転換を?

翌年は学科も大学もガラッと変えて、新しい志望校選びをする際にもUtoGoにお世話になりました。 特に大学院比較ワークシートが本当に役立って自分のやりたいことが少しずつ整理できていきました

色々な学校のリサーチを重ねていくと自分に合っていそうな場所が少しずつ見えてきたので、最初のうちはあまり絞り込みすぎず、幅広くリサーチしたほうがいいかもしれません。

── 志望動機書の作成ではどんなことが大変でしたか?

私は芸術分野で何か特別に「これが得意!」って言えるわけではなく、漠然と「留学したいなぁ」と思っているタイプでした。

だから、「どこに出願するか」「何を学びたいか」「卒業後何をしたいか」といった漠然とした思いを具体化するのが大変でした。

複数の大学について調べるのも情報が多くて大変ですし、加えて自分の本当の希望と向き合うのが私にとっては初めてのことで、最初は難しかったです。

── どう乗り越えたんでしょう?

自分一人で考えていたのでは止まってしまったり、なんとなく流してしまうところを、Ringo さんと話す中で突っ込みや問いかけをもらって、ひとつずつ掘り下げていきました。最初のころは、私の脳が私に本音を教えてくれなくて困りました(笑)。

でも、自分の強みを生かせそうなCommunication Design/Graphic Designの分野で様々なバックグラウンドの学生を受け入れている学校に志望を変更してからは、ちょっとずつやりたいことの輪郭が見えてきたんです。

留学エージェントにも登録していましたが、出願を代行してくれる点は非常にありがたいのですが、それ以外のサポートは手薄だったり有料だったりするので、UtoGoのサポートに助けられました。

──1年目の悔しい想いを経て、翌年は見事に世界トップクラスの芸術大学から次々と合格通知を勝ち取りましたね。本当にすごいです!

IELTS 対策と英語学習

── 英語の勉強はいつ頃から始めましたか?

UtoGo とは別のIELTS 個別指導塾で、半年くらい勉強していました。

テキストに沿って4技能をまんべんなくやる授業で、効果がゼロではなかったけど、アウトプットする力もつかないし、実際の得点力に結びつかないと感じたのでそこは結局やめました。

── UtoGoに入ってからの学習はどんな感じでしたか?

基本的には「Ringoさんに言われた通りやる!」がモットーでした。学習計画表に書かれたペースでやっていました。

── 勉強時間は?

2~3月は仕事のある日が週5日で1日2時間、休みの日は1日5時間。4月以降はシフトを減らして、週2日は2〜3時間残り5日は6〜7時間くらい勉強してました。

職場にも早めに伝えてあったので、事情を理解してもらえてかなり恵まれていたと思います。

YさんのIELTSスコアの変遷

 

OA

R

L

W

S

 

2024/1/16

5.5

6.5

5.5

5.0

4.5

初受験からRは6.5と高いスコア

2024/3/16

5.5

6.0

5.5

5.0

5.5

Sが 4.5 → 5.5と一気に伸びる

2024/5/9

6.5

7.5

7.0

6.0

5.0

4ヶ月目でR 7.5, L 7.0と驚異的なスコア

2024/6/15

6.0

6.5

6.5

6.0

5.5

S が伸び悩み苦しむ

2024/6/27

6.5

7.0

6.0

7.5

5.0

Rは安定した実力。Wは7.5まで伸びる

表1. YさんのIELTSスコアの変遷

IELTS 4技能の勉強方法

── 各技能ごとにどんな風に勉強していたか教えてください。

リーディングとリスニングの勉強方法

Ringoさんに言われたことを組んでもらった予定通りやる(笑)!(でも単語は苦手で結局終わらなかった…)

あとこれは本番ですごく効果が出たとは言い難いですが、いろんな人種や性別の人の話す英語を聞き慣れたくて、YouTubeでイギリスのライブニュースを流し聞きしたりしていました。

ライティングとスピーキングの勉強方法

これも同じですが、Ringoさんに言われたこと、組んでもらった学習計画表を予定通りにやりきる。

Task 2対策では、自分に教養があまりにもないので、ライティングでよく聞かれるテーマの背景知識についての教材を読みました。あとはNHKの持論公論を見てました。

スピーキングはオンライン英会話サービスを利用していました。

── UtoGo Academy で一番助かったポイントはなんですか?

学習計画表がすごく助かりました。「このくらいやればいいんだな」というのが見えると、進めやすいし安心できますよね。

あと、勉強の悩みや「ここをもっとやりたい」という要望にも臨機応変に対応してもらえたのが嬉しかったです。

── Ringo先生はどうでした?

やさしく褒めながら、でもテキパキ教えてくれる。まさに“プロ”って感じで、IELTSのことを知り尽くしてるから信頼できました

 
Ringo
補足ですが、医学部出身の Y さんは大学受験の際に文法をしっかり勉強されていたので、一発目の試験からリーディング 6.5 という高いスコアを取っています。これはレアケースですので、文法を忘れている人はしっかり文法から復習してくださいね!

苦手なスピーキングでスコアが停滞するも、モチベーション維持で乗り越える

── 勉強の中で辛かったことは?

スピーキングが足を引っ張ってスコアが停滞したときです。日本語でも面接みたいな場で話すのが少し苦手なので、英語でもスピーキングがやはり苦手になるのだとへこみました。

奇跡的にスピーキングのスコアが良くても、リスニングやライティングで少し失敗したりして。

やっぱり「4技能全てで高いスコアを取るって難しい」と感じ、精神的にちょっとしんどい時期もありました。

── モチベーション維持の工夫はありましたか?

私はプレッシャーに弱いタイプなので、ストイックに追い込むと逆にダメになるんです。

だから、あえて楽観的に考えるようにしたり、頭をIELTSの勉強から離す時間も意識的に作ったりしていました。仕事が気分転換になっていたり、マッサージや散歩もしてました。

これから留学を目指す人へのメッセージ

── 最後に、これから留学・IELTSを目指す方にメッセージをお願いします。

自分が楽に取り組める勉強のスタイル(休憩の取り方とか勉強する時間帯とか気分転換の方法とか)を見つけることが、途中で嫌にならず目標達成までやりきるコツかなと思います。

歯を食いしばって頑張るよりも、歯を食いしばらなくても同じ量をこなせるような自分の勉強のスタイルを少しずつ見つけていくと、IELTSにも、そのあとに続く留学先での勉強にも生かせるような気がします。

大人になってからの留学準備はいろいろ大変なこともあるっちゃありますが、適切な手助けをしてくれる人(UtoGoとか留学エージェントとか)を適切に頼れば、関係ない周りの人が脅してくるほどには大変ではないし、非現実的でもないです。

Ringoから見た Yさんのすごさ

私から見たAさんは、とても粘り強く芯の強い女性です。誰かの意見や情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、必要であれば立ち止まり、自分の頭でしっかり考え、想いが明確になるまで諦めずに考え続けます。

ご本人は「プレッシャーに弱いからストイックに追い込めない」と仰っていますが、レジリエンス(困難にぶつかっても、しなやかに回復し、乗り越える力)がとても高いです。

加えてアドバイスを受けてから実行に移すまでのスピードがめちゃくちゃ速い!目標達成する方に共通する「素直さ」と「行動力」をYさんも持ち合わせていると感じました。

そんなYさんなので、周りが自然と「応援したい!」という気持ちになるんだと思います。周囲の雑音に惑わされず、4年越しに留学をつかんだ彼女を今後も応援していきたいと思います。

 
Ringo
本当におめでとうございました!
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