インタビュー企画の第4弾は、IELTSの目標スコアを達成しイギリスの KCL Digital Marketing コース(修士)に進学予定の Mさんの勉強体験談です!
Mさんは Warwick大学院も見事条件付き合格され、約120万円相当の奨学金までゲットされました。
2019年に初めて受けた IELTS のスコアは OA 5.0。そこから猛勉強し、働きながらも月120時間以上の勉強し、最終的には 6.0までスコアを伸ばすことに成功。
しかしそこに辿りつくまでにはかなりの失敗を重ねたそう。本日はその貴重な失敗談や教訓、そして目標スコア達成の秘訣について教えて頂きました。
Mさんプロフィール
- 氏名:Mさん
- 年齢:30代
- 職業:会社員
- 留学予定先:King’s College London, Digital Marketing MSc
- UtoGo Academy在校期間:12週間
- 受講サービス:IELTSマンツーマン・学習コーチング+大学院出願サポート・コンサルティング
- 授業回数:週2⇒3回(RとW中心)、 合計28回
IELTS OA 5.0からスタートし、専門塾に通った最初の8カ月
―まずは IELTS学習の変遷について教えて下さい。
初めて IELTS を受験したのは2019年の1月でした.。元々留学したいと思っていたのでとりあえず IELTS を受けましたが、OA 5.0という結果でした。
IELTS の塾をネットで探し、グループ形式のオンライン塾を2ヶ月間受講しました。IELTS の公式問題集を解くスタイルでしたが、授業では何を質問したら良いのか、自分がきちんと理解しているのかすらわからないまま、2ヶ月が過ぎたという感じでした。
―その後一度勉強を中断し、また2021年に勉強を再開されていますね。
仕事がひと段落したので留学準備を再開しようと思い、 IELTS も本格的に勉強し始めました。
2021年の1月に改めて受験してみるとOA 5.5という結果で、リーディング以外はすべて5.5。
IELTS のライティングを独学でやるのは無理だと思ったので、すぐに ライティングの添削サービスに入りました。Task2のアイデア出しをした後に自分で書いた文を添削してもらうもので、合計11ヶ月間受講しました。
この添削サービスは先生とのコミュニケーションも少なく、一方通行の受け身な感じがしていました。コストパフォーマンスの面からもあまり効果が感じられず、結局途中でやめてしまいました。
これとは別に IELTS 専門塾の「OA 6.5対策コース」に入り、週一度オンラインのグループ授業を受けていました。
グループ授業は受けている人のレベルもバラバラだし、授業も答え合わせ中心の機械的な感じだったので、正直、応用力は身につかなかったですね。少しだけテクニックは教わりましたが「私には合っていないかも…」と感じながら受けていました。
Mさんの IELTSスコアの変遷
受験回数 |
年月日 |
OA |
R |
L |
W |
S |
対策 |
1回目 |
2019/1/7 |
5 |
5 |
5 |
5 |
5 |
IELTSの専門塾に通う(2ヵ月) |
2回目 |
2021/1/23 |
5.5 |
5 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
IELTS 専門のライティング添削サービス(11カ月)IELTS専門塾のグループ・レッスンに通う(2ヵ月) |
3回目 |
2021/8/12 |
5.5 |
5.0 |
5.5 |
6.0 |
5.5 |
OAのスコアが伸びず、独学に切り替える(約半年) |
4回目 |
2021/10/9 |
5.5 |
6.0 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
OA5.5でモチベーションが下がる。IELTSの勉強は一旦離れ、大学院の出願準備に切り替える |
2021年 10月~12月 |
UtoGo Academyの大学院出願サポートを利用する。(3カ月) |
||||||
2022年 1~3月 |
出願を終え、IELTSの勉強再開。UtoGo Academy IELTS マンツーマンレッスン&コーチングを受講。(3カ月) |
||||||
5回目 |
2022/3/12 |
6.0 |
6.0 |
6.0 |
6.0 |
5.5 |
初めて OA 6.0を達成。S以外は全て6.0までスコアが伸びる |
6回目 |
2022/3/19 |
6.0 |
6.0 |
6.5 |
6.0 |
5.5 |
続けて OA 6.0を取得。Lは6.5までスコアが伸びる |
8カ月の猛勉強にもかかわらずOA 5.5。このままではヤバい…
―色々なIELTS 対策塾に入られたんですね。
はい、でもいっぱい失敗してますね(笑)。
改めて振り返ってみると、IELTS予備校の公式問題集の解説中心のグループ・レッスンは、5.0のレベルしかない私にはあまり意味がなかったと思います。
それより Ringo 先生が教えてくれた精読のやり方やパラグラフ・リーディングの読み方をマンツーマンで最初に習う方が適切だったと思います。
でもそれは IELTSの勉強が終わった今だからわかることで(笑)。当時は本当に何が正解なのかわからず「こんなもんなのかな…」と思いながら、ネットで調べた情報や「IELTS対策」の文字に飛びつく感じでした。
―その気持ち、とてもよく分かります。効果はどうでしたか?
仕事をしながらも月120時間以上は勉強を続けました。IELTS の勉強を始めて半年以上経ったので、2021年8月に3回目の IELTS を受けました。
ところが8ヶ月間の猛勉強にも関わらず、結果は変わらず OA 5.5。
頑張ったのに全くスコアが伸びず、モチベーションがかなり落ちましたね。まずいとは思ったのですが「これだけ勉強していれば大丈夫、いつかきっとスコアは上がるはず!」と自分の勉強法を正当化していました。
そして大学院への出願の直前にもう一度受けた4回目の IELTS で、OA 5.5というまた同じ結果が…。さすがに10月の時点で「このままではヤバい」と焦りました。
―僕も全く同じ道を辿りました。相当失敗して初めてヤバさに気づくというか。
結局、何度も試験を受けて叩き落されない限り気づけないんですよね。「次こそ奇跡が起こるはず!」と信じたくなってしまう。そんな奇跡は起きないんですけど(笑)。
1300時間頑張るも成果は出ず。その時偶然にUtoGo Academyに出会う
―OA 5.5 の期間が10カ月続いたんですね。勉強時間は合計どれくらいでしたか?
OA 5.5で止まっていた期間の勉強時間は、合計すると1300時間ぐらいです。危機感はあるけど、どうしてスコアが上がらないのかがわからない。
時間だけが過ぎてしまって、正しい勉強法に気づけていなかったんですね。導いてくれる人がいない中で絶望的な気持ちでした。
―1300時間はすごいですね。独学で頑張っていたんですか?
はい。1月に受けた IELTS 専門塾のグループ授業が(授業料の割に)こんなに効果がないのかと思い独学に戻ろうと決めました。
ブログの成功事例に「公式問題集をやった方がいい」と書いてあったので、とにかく公式問題集を解きまくりました。
Ringo先生の授業を受けるようになって初めて「公式問題集だけ解きまくる」スタイルが大きな間違いだったと気づきました。あの時指摘されていなかったら、そのまま間違った勉強法を続けていたと思います。
―そもそも、どうして UtoGo Academyに入塾しようと思ったのですか?
IELTS を教えて頂く前に、大学院の出願に必要なパーソナル・ステイトメント(志望動機書)の作成を Ringo 先生とまじめさんに手伝ってもらっていました。そのサービスが凄く良くて、二人への信頼感が高まっていたんですけど、その時は Ringo先生が英語の先生とは知りませんでした。
でも雑談する中で Ringoさんが大学で英語を教えていると聞いて、実は英語の先生だというのを初めて知ったんです(笑)。
正直、出願準備中は IELTS の勉強どころではありませんでした。12月の出願が終わり落ち着いた頃に、 Ringo 先生に「 IELTS の勉強を教えて下さい!」とお話して UtoGo Academyに入塾することにしました。
そこからは週2回のペースで文法、リーディング、ライティングの授業を受け、最後の1ヵ月間は週3ペースで授業を受けました。仕事も2週間有給を頂いて、その間はRingo先生と集中特訓のような形でスケジュールを組み、毎日8時間以上勉強しました。
入塾して3カ月。ついに念願の6.0を達成
その成果もあって3月に受けた本試験では、2回ともOA 6.0が取れ、リスニングは過去最高の 6.5まで上げることが出来ました。おかげで無事大学院のプリセッショナルコースに入る条件を満たし、夢だった留学を実現することが出来ました。
4技能別の勉強方法
文法の勉強方法
―各科目別の勉強方法について教えてください。まずは文法から。
文法は UtoGo Academyに入るまではサラッとしかやっていませんでした。 入塾後は授業で一通り高校3年間の英文法を復習しました。
やはり文法はリーディングの精読をする上でとても重要と感じました。私は最後までリーディングで苦労したんですけれども、6.5まで上がらなかったのは精読する力が足りてなかったからだと思います。
精読するときに「Mさんはいつも疑問詞でつまづいてますね~」とRingo先生が指摘してくれるので、そこで自分の弱点がわかり、注意して読むようになりました。
リーディングの勉強方法
精読は、勉強方法さえ教わってしまえばあとはもうとにかく自分で頑張るしかないと思います。
私はパラグラフ・リーディング(筆者の主張をパラグラフ展開を追いながら読んでいく方法)がとても苦手だったので、Ringo先生に初めてそうした読み方を教わってとても勉強になりました。
ただ頭では理解しても実際出来るようになるには、もう少し時間が必要だったと思います。
―6.5以上取る場合は、このパラグラフ・リーディングができるかが鍵ですよね。
Ringo先生に教わるまで私は緩急をつけて読むことが苦手で、全文を全力投球で読んでいました。でもそれだと時間内に読み終われないし、パッセージの全体像がつかみにくい。なので要約問題や heading matching などの点数がいつも低かった。
Ringo先生に「パラグラフ間の流れを意識して読みなさい」「パラグラフ毎に解くのではなく、全体像を把握してから解きなさい」とアドバイスしてもらったのが、すごくしっくりきました。
UtoGo Academyを受けて自習のやり方も変わりました。まず自分で要約してみて、授業で Ringo先生の要約と比べてみる。先生は何に目を付けて読んでいるのか、どのような思考で読んでいるかなど、「思考回路」を真似する。
自分の読み方と Ringo先生との読み方を比べるのは絶対にした方が良いと思います。
リスニングの勉強方法
―リスニングはなぜ 3か月で1.0も上がり、6.5を取れたと思いますか?
リーディングのおかげだと思います。パラグラフ・リーディングの授業で「抽象と具体」の概念を学んでいたので、抽象的に書かれている選択肢でも、自信を持って選べるようになりました。
Ringo先生がいつも「リーディングが英語の基本」と仰るように、4スキルの中でリーディングの優先順位を上げたのは本当に正しかったと思います。
ライティングの勉強方法
正直、早い段階でこれもマンツーマンでやっておけば良かったと後悔しています。
やっぱり個別で日本人の先生にアイデア出しのところから構成、各パラグラフの書き方まで丁寧にみてもらえるのがすごく良かったです。
表現についても Ringo先生に「もっと無生物主語使った方が良い」とか「同じ構文が続いているから、文法の授業でやったあの接続詞で言い換えてみよう」とか、細かく指摘してもらえたのも良かった。
他の添削サービスでは、一方通行の添削だけ返されても、なぜ自分の書き方がダメだったのか、どうしてそういう指摘がされたのかまで詳しく分からないんですね。ネイティブの添削もそもそも英語がよくわからないので、何がどうダメなのか理解できませんでした。
その点、毎回同じ日本人の先生が継続してライティングを見ることによって、自分の書き方の癖や課題がわかってくるのがマンツーマンレッスンの良い所だと思います。
スピーキングの勉強方法
スピーキング 対策は UtoGo Academyでは受講せず、ずっとオンライン英会話を続けていました。
英語を話すことには慣れるのですが、毎日30分しても復習が追いつかず、日本語で文章を完成させてから、添削してもらう方が圧倒的に良いと思いました。
すべてのトピックをカバーして準備しておくということは難しいので、ある程度自分の中でこれはたくさん話せるというネタを仕込んでおきました。
しかし結局スコアとしては伸びませんでした。英会話に時間を割くよりも、他の科目のスコアを伸ばすために時間を使えば良かったというのが反省点です。
学習管理が何より重要
―UtoGo Academyのサービスを受けて、特に良かったことは何ですか?
やはり学習管理をしてくれるのがすごい良かったです。スケジュールを切って、いつまでに何をするのか、1日単位で管理してくれて、1週間の勉強の振返りまでしてくれる。
いろんなサービスを受けてきたからこそわかりますが、これは本当に良いサービスだと思います。
IELTSの勉強をするうえで学習管理がここまで重要ということに気づいていない人が多いと思いますが、とても大事だと思います。
―Mさんご自身でも計画表を積極的に更新・改善されていましたよね。
まじめさんの失敗談の You Tube を見て、正しい計画の立て方を学びました。私も以前は勉強時間で区切っていましたが、時間ではなく量で計画を立てることが大事だと。
その上、プロの先生がスケジュールを組んで管理してくださったので「自分の学習方法が間違ってない、正しい方向に進んでいるんだな」という安心感が得られました。
―Ringo先生の授業はどうでしたか?
本当に良い先生で、60分の授業時間をいつもオーバーしながら(笑)親切に教えて下さいました。
Ringo先生は元経営コンサルタントということもあって、私の課題を言語化したり、図で見える化するのが上手なんです。必ず毎回気づきのポイントをくださりました。
繰り返し指摘されると自分の弱点を意識することができます。集団の授業だと個別の指摘はないので、自分が出来ないところに特化して何回も教えてくれるのが良かった。本当に、マンツーマンだからこそ結果が出たんだと思います。
―どんな人にUtoGo Academyを勧めますか?
私と同じ 5.5 で伸び悩んでいる人は多いと思います。マンツーマンは最初は少し値段が高いと感じると思いますが、グループ授業を受けても結局無駄金になってしまうなら、ちょっと高くても、最初からマンツーマンにすれば良かったなと本当に思います。
これからIELTSの勉強を始める方へのアドバイス
―最後にIELTSの勉強を頑張る皆さんにメッセージをお願いします。
4スキルの勉強の優先順位を考え、目標スコアに到達できるまでの勉強のスケジュールを組むのはなかなか一人では難しいです。もしスケジュールが間違っていれば、私のように8ヶ月間勉強しても結果がでないからです。
結果がでなければ勉強していないことと同じになってしまうため、早い段階からRingo先生には出会いたかったです。。。
無料でIELTSに関する情報が手に入りやすい分、いろんな情報に振り回されてしまいがちです。
私は様々なブログに登場する偉人の勉強方法を真似しても、自分のスコアは上がりませんでした。早くから自分の苦手分野に気がつき、正しい勉強方法に導いて自分を鼓舞してくださる先生は、本当に貴重な存在です。Ringo先生は私の総合監督でした。
Warwick 大学院から奨学金をいただけたのもRingo先生とまじめさんのお陰ですし、入試担当官との面接が入った際にもすぐに Ringo先生に相談させていただいてアドバイスをいただきました。自分一人では合格できなかったと思います。
UtoGoさんのサービスに出会えて、私はラッキーでした!5.5レベルで止まっている受験生の方は、ぜひ Ringo先生から的確なアドバイスをいただいてみるのも良いかもしれません。本当にズバズバ指摘してくださいますから。笑
Mさんが利用したサービスはこちら
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