インタビュー企画の第7弾は、UtoGo Academy で志望動機書(パーソナルステートメント)を作成し、見事第一志望の大学院に合格、文部科学省主催の「トビタテ!留学JAPAN」の奨学生にも選ばれた S.S さんの体験談です!
幼い頃から日本舞踊や三味線など、邦楽に慣れ親しんできた S さん。芸の道を究めて進んできた S さんが、なぜイギリスの大学院に留学しようと思ったのか…?
人生における大事な決断の裏側と、合格を勝ち取るまでの道のりをお聞きしました。
Sさんプロフィール
- 氏名:S.S さん(20代)
- 職業:大学院生
- 留学予定先:イギリスの芸術系大学院
- トビタテ!留学 JAPAN 奨学生
- UtoGo Academy在校期間:5カ月
- 受講サービス:IELTSマンツーマン・学習コーチング+大学院出願サポート・コンサルティング
将来を見据えてちゃんとした英語が話せるようになりたい
―留学はいつから考えていたのですか?
修士一年生の夏ぐらいから、漠然と留学について考えていました。
最初はただ英語を勉強するために語学学校に行こうかと思っていた程度で、本当に曖昧な考えでした。
当時 TikTokとか他のSNSでマルタ島留学の宣伝を多く見かけて、街も綺麗だし、心身のリラックスも込めて、マルタ島に語学留学しようかな~とかって思ってたんです。
そしたら、学校の先生から「行くなら大学院でしっかり学んできたほうがいい」と言われて。それなら芸術が盛んなロンドンの方が良いんじゃないかと思い、急遽大学院の正規留学に向けて動くことになったんです。
―大学院の一年生だったら、ちょうど進路を検討する時期ですが、就活ではなく留学を選ぶのは大きい決断でしたよね?
もともと大学卒業後、ストレートに就職する人が少ない特殊な学校だったため、舞踊のお仕事や他のアルバイトをしながら頑張っていくしかないと感じていました。
高校から芸術分野に身を置いていたため、他の分野で活躍する人たちと接する機会がほとんどありませんでした。なので、社会経験として就活もした方が良いと考えていました。
ただ、自分は小さいときから英会話スクールとか塾に通っていたのですが全く話せなくて。将来英語が話せないのはまずいと思い、焦りを感じていました。
将来を見据えて、きちんとした英語が話せるようになりたい。
その目的を達成するには、語学学校よりも大学院で学べる英語のほうが幅広いだろうと思い、大学院留学にしました。両親とも話し合い、最後は強く背中を後押ししてくれたのも決め手でした。
理想の大学院コースを選ぶ難しさに直面
―イギリス行くと決断し、そこから UtoGo に入塾するまでの3ヶ月はどのように準備をしていたのですか?
ロンドンのロイヤルアカデミーに通っている知り合いがいたので、その方にまず相談させて頂きました。
修学旅行でイギリスに行き、僕たちはロイヤルアカデミーで演奏して、その時に知り合った方です。
日本舞踊以外に古典楽器や三味線もやっていたので、最初はそっち方面で大学院に進めないかなと思っていたんです。
ロイヤルアカデミーが姉妹校ということもあり、ロイヤルアカデミーも良いかなと考えていました。
しかしその方に相談したら、「この大学院(※進学先)の ワールド・シアター・コースを卒業した知り合いがいるから、話を聞いてみるといいかも」と言われました。
―なるほど。では知り合いの方を頼りながら大学院探しをしていたのですね。それは心強いですね。
はい。ただ留学エージェントへの登録も必要だと思い、A社とB社の2社に問い合わせをしました。
A社の方が料金は高かったのですが、オプションが豊富だったため、焦って決めた感じがありました。ただ、留学エージェントについては、もう少し時間をかけて選んでも良かったかなと思います。
留学エージェントに登録してからは、大学院のコース選びが大変でした。普通なら第1希望が決まっていて、第2、第3希望を迷うところですが、僕は第1希望の時点からどうしようという感じでした。
先ほどのワールド・シアター・コースを紹介してくれた方に色々相談したり、もう一人、UAL(ロンドン芸術大学)を卒業された知り合いの方にも相談させて頂きました。
グラフィックデザインの分野で UAL の魅力を聞いていたので、本当は UAL に行きたかったんです。
でも、僕は休学して留学するため一年間のコースしか通えない。UALのシアター系はすべて2年コースで1年コースがなかったので諦めざるを得ませんでした。そんな感じでようやく3つに絞ったという感じです。
結果的に希望の大学院とコースが見つかって合格できたから良かったけれど、留学エージェントに頼りっぱなしは良くないと思います。やはり主体的に探す姿勢が大切ですね。
志望動機書を書くことでやりたいことが明確に
―おっしゃる通りですね。そうして大学院の候補が見つかって、いよいよパーソナルステートメントを書かなきゃなという段階で UtoGo を見つけてくれたのですか?
最初はパーソナルステートメントの書き方が全く分からず、どこに相談すればいいのかもわからない状態でした。
留学エージェントからは、「出願準備が整ったら必要書類をすべて揃えて提出するように」と言われるだけで、パーソナルステートメントについての具体的な指示はありませんでした。
「パーソナルステートメントには何を書けばいいのですか?」と相談したら、手伝えるけどすべて英語での対応になると言われ、英語力に自信がない自分にはどうしようもない状況でした。
そんな時に、たまたま UtoGo の志望動機書(パーソナルステートメント)作成サポートを見つけ「これだ!」と思い、即申し込みました。
まず初めに志動機書の書き方の講座に出て、パーソナルステートメントの重要性を初めて知りました(笑)。
一番良かったのはパーソナルステートメントを書くことで、それぞれの大学院コースで何をやりたいかが超明確になったこと。
3つの大学院やコースを比較したり、そこで自分は何をしたいのかをまとめるのは、自分一人では絶対ここまで考えきれなかったです。
―確かに、あの作業を一人でやるのはかなり大変ですよね。
はい。オンラインで実際に Ringo 先生とじっくり話しながら書き進めるスタイルが良かったです。一対一で話すことで自分が本当にやりたいことに気づくことが出来ました。メールでのやり取りや添削だけだとそこまで深い自己分析はできなかったと思います。
また、自分一人で書いていると言葉に詰まることが多くて、似たような表現が繰り返されたり、伝えたい内容がうまく表現できなかったりしました。
そんな時 Ringo 先生が私が伝えたいことを理解して、具体的なアドバイスで言語化してくださったのがとても助かりました。客観的にアドバイスをもらえたのも良かったです。
―自己分析から大学院のリサーチ、最後は一枚のパーソナルステートメントにまとめるのは大変だと思うのですが、実際やってみてどうでしたか?
とても大変でした。日本語で文章を書くこと自体が難しく、スムーズに進まないことが多かったです。学部時代に論文を書いた経験がなかったことも大きかったです。
感情を込めずに、論理的な文章を書くことから離れていたため、自分の思いを端的にまとめることが非常に難しく感じました。
UtoGo が用意してくれた大学院の比較表ワークシートとパーソナルステートメントのひな型が凄く良かったです。実際に合格した方のサンプルを見れたのも良かったですし、こうしたサポートが無ければ書けなかったと思います。
―Sさん最初は他の大学院を第一志望に挙げていたけど、コースカリキュラムの内容を細かく見てみると、やりたいことと学べる内容がずれていましたよね。
そうですね。それも Ringo 先生と一緒に大学院のコース比較表を作っていなければ気づけなかったです。
最初はネームバリューで大学院を選んでいましたが、自分が本当にやりたいこととの違いを実感しました。もしパーソナルステートメントを作成していなかったら、他の大学院を第一志望で申し込んでいたかもしれません。
僕は特殊な学校で学んでいるので、やりたいことなんて明確だと思っていましたが、パーソナルステートメントを通してなおさら自分を見つめ直す良い機会になりました。
IELTS と大学の勉強を両立するには個別指導が最適
―最後に話はパーソナルステートメントからずれますが、IELTS の勉強法や UtoGo での取り授業について教えてください。
UtoGo に入る前は、別の塾に通っていました。1クラス4名のグループレッスンでしたが、かなり高額でした。
毎回通っていたものの、決められたカリキュラムを淡々と進めていくだけで英語力が伸びている実感は得られず、コストパフォーマンスの観点から見てもあまり良くなかったと感じました。
僕の場合は大学の授業もあったので、IELTS の勉強と両立するのが大変でした。
UtoGo では個人に合わせてオーダーメイドでカリキュラムを組んでくれるので、自分の英語力が伸びるにつれて、その時に必要な教材を選んでくれたり、授業内容もその時必要なものにフォーカスしてくれるのがすごく良かったです。
スケジュールをきちんと決めて、日付ごとにやるべきことを決めていくサポートが必要だったと感じています。
またマンツーマン指導なので、その場で「わからない」と言えるし、わかるまで質問もできる。躓いているポイントをちゃんと消化しながら前に進むことができました。
留学準備を通して得たもの
― IELTS のスコアもすべての技能で 1.0以上伸びましたもんね。特にライティングは 6.0を取得されるなど、たった4カ月で急成長されましたね。
IELTSのライティングの勉強はすごく役に立ちました。将来的には日本でも論文を書く必要があるし、ロンドンの大学院でも論文を書かなければならないので。まぁ、留学が始まった後も引き続き学ぶことになるとは思いますが(笑)。
―そうですね。ようやくここからが留学本番ですね。最後に、ぜひこれから留学を目指している方にメッセージをお願いします!
留学、さらには留学するために英語のスコアが必要な人はとても険しい道のりだと思います。私も一度決めたはいいものの、険しい道のりで何度も挫けそうになりました。
それでも頑張れたのは、支えてくれた先生のおかげだ思っています。情報社会であるゆえにさまざまな留学のメソッドが溢れてていて、どうしていいかわからなくなってしまう現在ですが、一つ一つ丁寧に、個人授業で教えてくださるスタイルが私にはとてもマッチしていました。
人それぞれ合う勉強の仕方があると思いますので、自分に合うやり方を見つけて、それを継続することが何よりの近道だと思います。
IELTSは本当に大変な試験ですが、目標スコアを獲得した時の達成感は言葉にできません!ぜひ諦めずに頑張ってください!
▼セミナー参加者募集中
毎年好評の「海外大学院留学を目指す人のための志望動機書・理由書作成のコツ」セミナーを開催いたします! こんな方にピッタリ 志望動機書を書き始めたいけど、何から手を付けていいのかわからない。 英語の志望動機書ってどうやって書くの? そもそも[…]