まとめ｜イギリス大学院留学を目指す人のための給付型奨学金【2021年度版】

イギリスの大学院に留学したい気持ちはやまやまだけど、実際問題として手元にお金がない。切実な悩みですよね。

• 貯金額が足りなくて留学できないかも…諦めるしかないのかな？
• 必要な金額をこれから貯めるとしても、数年かかってしまう…
• 帰国後に生活できるようにお金を残しておきたい

このような悩みを抱えている人も多いと思います。

今回の記事のテーマは、ズバリイギリス大学院留学に使える給付型の奨学金。私自身、留学費用の工面でずいぶんと苦労しました。それでも何とかお金を用意して、最終的には留学を実現することができました。

今の時点でお金が足りない人も、「奨学金なんて自分には無理だ」「どうせ倍率高いんでしょ」と初めからは諦めずに、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

海外留学用の奨学金早見表を作成した理由

留学実現に「お金」の問題は切り離せません。

私も大学院留学をしようと決意した時、留学費用が自分の貯金額ではあきらかに足りませんでした。そこでまず給付型の奨学金を検討することにしました。

しかしネット上には給付型奨学金の情報がバラバラに存在し、そもそも自分は対象になるのかすらわからない。一つずつ調べていきましたが、もの凄く時間がかかりました。

この記事を読んでいる皆さんには同じような手間をかけてもらいたくないと思い、「給付型奨学金早見チャート」を作成しました。

まずはこのチャートで

1. 自分はどの給付型奨学金の対象になるのかを理解する
2. 対象に当てはまれば個別の詳細情報を調べて応募する

この手順を踏めば時間短縮になるはずです。

海外の大学院に留学するための準備は非常に大変です。出願書類作成や大学リサーチ、英語の勉強等、多くのことに時間を費やす必要があります。

せめてお金（給付型奨学金）の工面方法に関しては、このチャートを活用しながら留学準備時間を節約して頂ければ嬉しいです。

※個々の給付型奨学金の情報は2021年7月30日現在のものです。

給付型奨学金早見チャート

使い方

1. 「年齢は30歳以下」の質問に答える
2. ①の質問に対する答えが「いいえ」の人は⑪～⑬の箇所へ
3. ①の質問に対する答えが「はい」の人はその次の質問に進む
4. 最終的に行きついた最後の数字の給付型奨学金の詳細を確認する
5. 自分が対象に当てはまる場合、記載のURLから申込方法や条件等を更に確認する

①音楽奨学支援

②ポーラ美術振興財団

③村田海外留学奨学会

④吉田育英会

⑤イノアック国際教育振興財団

⑥経団連国際教育交流財団

⑦中島記念国際交流財団

⑧ロータリー財団グローバル補助金

⑨伊藤国際教育交流財団

⑩本庄国際奨学財団

⑪独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）

⑫平和中島財団

⑬ブリティッシュカウンシル　IELTS奨学金

給付型奨学金の対象ではない場合、すぐに次の留学費用の工面方法を考える

自分が対象になる給付型奨学金はありましたでしょうか。

給付型奨学金は多くの対象者が応募してくる事が予想されます。また、タイミングや基準が合致せず応募できないこともあります。

その際は頭を切り替え、別のお金の工面方法を考えることが重要です。親族や金融機関に相談するなど、奨学金以外にもお金の工面方法はいくつかあります。

大切なのは簡単にあきらめないこと。

お金の工面方法が解決できれば、後は英語の点数向上や出願書類作成等の自分で頑張る作業のみ。最後の一踏ん張りです。