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Ringo

  • 2019年3月9日
  • 2019年12月20日

自分の意見を生み出す「遅読」のすすめ

私の朝はスマホに表示される小さな赤い丸、つまりは永遠に消えることのないプッシュ通知を見て見ぬふりをするところから始まります。 スマホは必要な情報を調べるには便利ですが、不要な通知に振り回されるのは正直しんどい。通知設定をオフにすればいいだけの話だけれど、仕事で使用するものはそうもいきません。 駅に行 […]

  • 2019年3月6日
  • 2019年9月22日

なぜ本を捨てるのは難しいのか。ビジネス本ばかり買い込む昔の夢に終わりを告げよう。

3月。日本は卒業、入学など、年度が替わる季節だ。 新年度を迎えるにあたり、身の回りを整理したくなる人も多いだろう。 先日のブログで仕事の断捨離について書いたけれど、断捨離といえば「モノ」を捨てることから始めるのが一般的だ。 私が人生で初めて断捨離を決行した時は、洋服から始めた。 「人生がときめく片づ […]

  • 2019年3月3日
  • 2019年12月16日

コンサルタントを目指すなら考えておくべき「人を助けるとはどういうことか」。

人を助けるとはどういうことか。 コンサルタントを名乗る、もしくは目指すなら、一度はじっくり向き合うべきテーマだ。 私は新卒で経営コンサルタントの仕事に就き、現在は国際開発コンサルタントをしている。 前者は中小企業の経営者を、後者は新興国や途上国の人々を助けることで対価をもらう、いわば「公式な支援のプ […]

  • 2019年2月21日
  • 2019年12月16日

本当に実現したいキャリアを見つけるためには、積極的に仕事を捨てていかなければならない

社会人になりたての頃、 「「とりあえず」って、あんまり言わない方がいいよ。」 と先輩に言われた。とりあえずの対応ばかりしていると、本当に重要な仕事にいつまでたっても取り掛かれないからだという。 確かに、先輩の言うことは一理ある。しかし会社で働いていると、「とりあえず」という言葉を頻繁に聞く。むしろ、 […]

  • 2019年1月14日
  • 2019年9月20日

周りの評価も大事だけど、自分が好きなこと、喜びを感じること、時を忘れて無我夢中になるものを大切にしなさい

誕生日前日、コタツに入りながら家族と昔のことを振り返っていると、母親がこんなことを言い出しました。 「あんた、中1の中間試験が終わった時、私になんて言ったか覚えてる?」 中1の中間試験が終わった後? 母親になんて言ったか? しばし天井を見つめて思い出そうとしましたが、何せ22年も前のこと。全く思い出 […]

  • 2017年12月17日
  • 2024年2月15日

社会人に必要なのは、理不尽をありのままに受け入れる力

社会人として働いていると「こんな理不尽には耐えられない! こんな仕事、辞めてやる!」と叫びたくなる時がある。 例えば、会社から押し付けられた高すぎる目標設定。自分のミスじゃないのに顧客から寄せられる激しいクレーム。終わるまで帰るなという上司の命令。成果主義ですと言いながら実質は年功序列型の評価制度。 […]

  • 2017年12月6日
  • 2019年11月7日

「近頃の若者は我慢が足りない」というオジサンの説教は案外真実かもしれない。

ガード下のとある焼き鳥屋さんにて。 A君が「会社は俺を辞めさせたいんだと思う」と、いつになく暗い表情で相談してきた。 彼は半年前に転職したばかりである。ある時「人の成長を促す手伝いがしたい」という使命に目覚め、メーカーから研修会社の営業へと転身した。 A君は元々話し好きで、初対面の人でもすぐに打ち解 […]

  • 2017年11月28日
  • 2019年10月12日

国際協力業界で働きたければ、その意思決定を捨てるところから始めてみるのはどうだろう

将来国際協力の世界で働くことを志望する学生から「どうすればそうした仕事に就くことができますか?」といった質問をよく受ける。 こうした疑問を抱くのはごく自然だと思うし、私が学生の時も同じ疑問を抱いていた。社会人になってからも未だにその答えを模索し続けている。 もしあなたが学生なら、こちらの記事も読んで […]

  • 2017年3月8日
  • 2019年12月16日

「優秀な人材が欲しい」と言う経営者の言葉は、その人が人間をどう見てるかがそのまま表れている。

設立2〜3年目の会社が直面する課題の一つが「採用」だ。ここ一年、周りのベンチャー経営者たちから「良い人が採れない。どうしたらいい?」と相談されることが多々あった。 売り手市場の昨今、ベンチャーに限らず大体どこの会社も採用に苦労している。 ところが知り合いの中に1社だけ、欲しい人材を順調に採用し、和気 […]

  • 2016年11月11日
  • 2019年12月4日

英語もろくに喋れない少女を温かく受け入れてくれた国、アメリカに今思うこと

その日はいつも通り、透き通るような青空が眩しい朝だった。 家を出ると、朝露に濡れた芝生が輝いている。青と緑のコントラストがコロラドの美しさを象徴しているようだ。 クリームチーズがべったり塗られたベーグルを頬張りながら、ホストパパの車に乗り込む。学校までは5分くらい。タウンページほどの厚さの教科書を詰 […]