今回は「IELTSの目標点数取得期限まで数ヶ月を切ってしまって途方に暮れてます…」
という方へ向けて書きます。
IELTSの結果が散々。戦略変更の必要性
以前の記事『【イギリス大学院留学奮闘記1】英語習得で大事なこと3点』で、「10月末までにIELTSスコアをoverall 6.5取得します」と高らかに宣言したため、密かにIELTSの試験を受けていました。
2019/9/7 | 2019/10/19 | |
Listening | 5.5 | 6.0 |
Reading | 4.5 | 6.0 |
Writing | 5.0 | 4.5 |
Speaking | 4.5 | 5.5 |
Overall | 5.0 | 5.5 |
お恥ずかしい話全く目標スコアに届いておりません。
勉強を始める前の生意気だった私は完全に影を潜めており、IELTSスコアを上げること、語学の難しさ、そして独学で目標点数を取る事の大変さを痛感しております。。
留学エージェントと話をし、出願時にはIELTSのスコアが必要ないとわかりホッとしていますが、2020年9月の入学に関しては避けて通れないため、今後どのように取り組むか、今までの戦略を変更する必要があるため、考えたことを記事にします。
ライティングを伸ばすには、日本のIELTS予備校では間に合わない
スコアの推移をみると明らかにラインティングが足を引っ張っています。
このライティングを伸ばし、遅くとも4月中(6月からビザ申請が開始されるため)には目標点数に到達するためにどうするか、時間的制約と経済的制約がある中で戦術の変更が必要です。
そのため、私はこの4つの選択肢を考えました。
- 独学
- オンラインスクール
- 日本のIELTS専門予備校に通学
- 希望大学院の条件付き合格を手にし、プリセッショナルコースに通う
この選択肢を選ぶ基準は下の3つに決めました。
- a)強制的に勉強できること
- b)添削してくれる人がいることということ
- c)どの選択肢が一番効果的にIELTSスコアに結びつくか
なぜこの基準にしたかというと、こちらの記事『【中級者向け】TOEFL&IELTSのライティング・スコアを上げる方法』で書いている通り、ライティングは最終的には添削してもらわないと、点数が伸びないと身を持って感じるからです。
そのため、強制的に文章を書かされ、それを添削してもらうことを初めの基準に考えました。
その基準で考えると3か4の選択肢になります。
3と4はどちらもお金がかかるため、c ) の払ったお金に対して、何が一番効果的にIELTSの点数に結びつくかを考えました。
何が効果的かの正解はないため、とある有名な方が書かれた勉強本に書いてあった、成果=効率×勉強時間という公式で考えてみます。
効率は、全てのスクールに入ってみないとわからないため(現実的には難しい)、ここはIELTS専任の講師がいれば一定と捉え、勉強時間だけを検討材料にします。
わかりやすく計算するため、100時間ライティングの講習を受け終わるまでの期間で考えてみました。
3の「日本のIELTS専門予備校」(※)は3レッスン/週を受けたと仮定した場合、約8ヶ月かかってしまい、これだと期限に間に合わない。
残る選択肢は4の「希望大学院の条件付き合格を手にし、プリセッショナルコースに通う」しかないのでそれを基本に考えていましたが、お金がかかりすぎるし、そもそも現在のライティングスコアが低すぎて何ヶ月通うことになるかわからない。。
※3はスクールによって異なるため目安とお考えください。
フィリピン留学が最短でIELTSスコアを取るための最善策
どうしようかなーともやもや考えていると、留学エージェントと話していた事を思い出しました。
「IELTSのスコアを向上させるために、最近はフィリピンに留学している人も多くなってきましたよー。」
5つ目の選択肢がでてきました。
そのフィリピン留学のことを調べてみると、よく聞いていたフレーズの「セブ島留学」。
私が調べたフィリピンの語学学校は、3レッスン/日受けることになるため、1.5ヶ月でライティングの勉強100時間を到達する。
ライティングの勉強時間を確保するためには、そして成果を出すためには、他の選択肢よりも圧倒的に効果的だとわかりました。
これが、今までの選択肢を比較した表です。
さきほどの方程式に則って、フィリピン留学について調べた結果を【効率】と【勉強量】という2つの軸から考えてみます。
・IELTS専門コースがある語学学校もある(更にいうとIELTS専門スクールも存在する)
・IELTS専門コースの教師は非常に良い(どの学校もその学校内の優秀な教師のみがIELTSコースを教えられる)
・Writing以外にもSpeaking、Reading、Listeningも勉強できる
・Writing、Speakingはマンツーマンで教える学校が多い
・学校の中にはスパルタ学校というのが存在する(強制的に○時間以上勉強させる方針という学校)
・私が調べた学校は7時間の授業。内、ライティングが3時間。
・IELTS点数保証コース(3ヶ月以上滞在)というのもある
フィリピンのスパルタ学校に行く事が効果的である
表やフィリピン留学調べから見えてきたことは、質も量も問題なさそうだという事です。
会社員か、学生か、それとも留学準備中(格好良く言っていますが世間的には無職と言います)かによって取るべき選択肢は変わりますが、私は現在留学準備中です。そのため、この選択肢を選びました。
2〜3ヶ月滞在というプランもありましたが、1ヶ月間だけフィリピンに行く事に決めました。
私が選んだ学校はスパルタコース。クラスはIELTSコースで、毎日7時間の授業があり毎週IELTSの模擬テストを受けさせられるという鬼のようなコースです。
トータル金額は渡航費、滞在費、3食の食費込みで約20万でした。(渡航費は航空会社のマイルで行ったため約1万円負担のみ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
IELTSのライティング対策って、何から始めていいかわからないですよね。特に独学の場合、自分のスコアがなぜその評価なのか、どこが問題でどう改善すればいいのか。誰も教えてくれないので、独学に限界を感じてしまいます。 結論から言うと、ただ語数を[…]