インタビュー企画の第14弾は公務員として働きながらもIELTSの目標スコアを達成し、イギリスの大学院留学を実現させたYさんの体験談です!
Yさんプロフィール

- 氏名:Yさん(30代)
- 職業:公務員
- 進学予定先:イギリスの大学院
- UtoGo Academy在校期間:5カ月
- 受講サービス:IELTSマンツーマン・学習コーチング
- 授業回数:週2回、 合計50回
留学を目指したきっかけ
――まずYさんが留学をしようと思ったきっかけを教えてください。
行政職に転職した際、専門分野の有識者と関わることが増えたのがきっかけです。
その中で、「専門知識がないから」と有識者に意見できない職員を多く見てきました。
私は行政職員と有識者は対等であるべきだと強く考えており、そのためには自分自身にもっと力をつける必要があると感じました。
――仕事に対するものすごい熱量とプロ意識ですね!そこから留学に向けて、どんな準備をされていましたか?
私が学びたい分野ではポートフォリオの提出が必須だったため、その準備を先行して行っていました。願書も早めに提出しており、条件付き合格(※)をもらっていました。
※条件付き合格(Conditional Offer):IELTSのスコアが要求水準に達していなくても、先に合格だけもらえるイギリス大学院の制度
IELTSのスコア変遷
――Yさんは合計7回IELTSを受験されたんですね。
はい。地元から東京まで、毎回移動に2時間くらいかけて受けていました。
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OA |
R |
L |
W |
S |
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2025/2/1 |
5.0 |
5.5 |
5.0 |
5.5 |
4.0 |
初めてのIELTSはOA5.0スタート |
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2025/5/3 |
5.0 |
4.5 |
5.0 |
4.5 |
5.0 |
IELTSに慣れるため2回目を受験 |
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2025/5/18 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
5.0 |
UtoGo入塾後1.5カ月でOA5.5達成 |
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2025/7/6 |
5.0 |
5.0 |
5.0 |
5.0 |
4.0 |
スピーキングが伸び悩む |
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2025/7/27 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
5.5 |
5.0 |
OA5.5の壁にあたる |
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2025/8/17 |
5.5 |
6.0 |
5.0 |
6.0 |
5.0 |
RとWで初の6.0を取得 |
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2025/9/16 |
6.0 |
6.0 |
5.5 |
6.0 |
6.0 |
念願のOA6.0を達成! |
目標スコアに特化した勉強がしたいとUtoGoへ
――UtoGo Academy に入塾される前はどんな勉強をされてきましたか?塾などには通っていましたか?
特に通っていませんでした。大学卒業後は英語の勉強もしていなかったです。
――UtoGo Academy を知ったきっかけを教えてください。
今年の1〜3月まで独学で勉強していましたが、初めてIELTSを受けた際に「これはやばい…」と感じて(笑)。
YouTubeで情報収集していたときに、UtoGo Academyの存在を知りました。
――なぜ UtoGo Academy を選んだのですか?
自分の求めている技能のスコアに特化して勉強できそうだったからです。
――実際にUtoGo Academyで学んで目的は達成できましたか?
最初はスピーキングが課題だと感じていたのですが、スピーキングだけやれば良いというわけではないと気づきました。
Ringo先生と一緒に勉強するうちに、英語力だけでなく、国語力など複合的に問題があったのだと自覚できました。
また、語学の勉強は本当に大変で、成長を実感しにくい分野だということも改めて感じました。
IELTS 6.0を取るまでの道のりと勉強時間
――UtoGo Academy での授業や指導はいかがでしたか?
Ringo 先生に言われたことだけを徹底して行っていたので、最短ルートでスコアを取れたと思います。
楽しく、時には厳しく指導していただいたおかげで、最後まで諦めずに目標を達成できました。
――合計の勉強時間はどのくらいですか?
卒業後を含めると、600時間前後だと思います。
――働きながらも毎月100時間くらい勉強していましたもんね。
Ringo先生が作ってくれる学習計画表やフォローがあったので、自分だけではなまけてしまいそうな最初の段階を乗り越えることができました。丁寧かつ柔軟にサポートしてくださり、本当に助かりました。
折れそうな心を何度も支えてもらいましたし、卒業後の独学期間にも先生の言葉が何度も思い出されました(「Readingは7分で読む!」「公式問題集をするめのように味わいつくせ!」など(笑))
――Ringoの口癖が完全に乗り移っていますね(笑)。
Ringo先生からは、留学を目指す人にとって最初の難関であるIELTSを、最短ルートで突破できる授業・アドバイスをいただけました。
UtoGo Academyを選んで本当に良かったです。
4技能のIELTS勉強法
単語・文法の勉強法
単語は『実践IELTS英単語 3500』(旺文社)を通勤などのすき間時間に読んでいました。
文法は、IELTSの公式問題集を解く中でぶつかった表現を『総合英語Evergreen』(いいずな書店)などで確認していました。
リーディング
最初のうちは大学受験用の教材を使って精読や速読トレーニングをしていましたが、最後の2ヶ月は主にIELTSの公式問題集を使い、精読・音読・解き直しを何周も繰り返していました。
何周も繰り返すうちにに単語や表現がわかるようになり、楽しさを感じられるようになりました。
リスニング
Ringo先生が提唱しているリスニング手法(リスニングの7つのステップ)をIELTSの公式問題集で実践していました。
仕事で疲れてIELTSだと少し負荷が思いと感じた時は、気分転換もかねて YouTube や 洋楽などを聞いて、できるだけ英語を耳に入れるようにもしていました。
リスニングが苦手でスコアがなかなか伸びません。リスニングの効果的な勉強方法を教えてください。 今回の記事ではリスニング力を爆伸びさせる7つのステップについて解説していきたいと思います。 手前味噌で恐縮ですが、私はリスニングがすごい得意です。[…]
ライティング
Task 1、2ともにまずは基本の型を理解し、論理的な構成を意識しました。
論理的な書き方については、UtoGoのライティングの授業で実際の問題を使って練習し、何度も構成を添削してもらううちにコツがつかめたと思います。
Task 2ではアカデミックな単語や文法、構成を意識し、賛成・反対など両方の立場を書くよう心がけました。
本番では勢いにまかせて50〜100字多く書いたのですが、その時の方がスコアが良かったです。
スピーキング
UtoGo Academy で実際に授業を受けている期間中は、宿題用の回答作成で精一杯でしたが、卒業後は以下のように練習していました。
- 回答の録音(間やどもりが不自然でないか確認)
- ChatGPTとの英会話練習(留学前の苦手克服として)
- スクリプトの更新(丸暗記ではなく、自分に合った表現へアップデート)
自分はオンライン英会話のような対面に苦手意識があったので、一人でも練習できる Chat GPTを使って練習をしていました。
Ringo先生にアドバイスされた「自分のスピーキングを録音して聞き直す」作業もずっとできていなかったのですが、実際にやってみると、英語力以前に自分の話し方に変な「間(ま)」があることに気づきました。
それからは不自然な間やどもりをなくすことを意識するようになりました。
スクリプト(回答)の更新も常に気を配っていました。昔の英語力が低い時期にに作ったものだと今の自分には合わなかったので、常に内容をアップデートしていました。
最終的には苦労していたスピーキングでも6.0を取ることができました。
これからIELTSを頑張る人へのメッセージ
――5ヶ月間のカリキュラムが終了したあとは独学で大変だったと思いますが、諦めずによく頑張りましたね!最後にこれから留学を目指す方へのメッセージをお願いします。
私は社会人としてIELTSを受けましたが、仕事や学業と両立しながらの勉強は本当に大変でした。
何度も「無理だ」「諦めよう」と思いましたが、自分の“諦めの悪さ”と効果的な授業が功を奏し、目標を叶えることができました。
英語の勉強に集中できる時期は、長い人生の中ではごく一時です。
限界を感じている方も、もう少しだけ“諦め悪く”頑張ってほしいと思います。
Ringoから見たYさんのすごさ
記事の冒頭で熱く語ってくださっているように、Yさんは赤い炎を内に秘めたとても真面目な頑張り屋さんです。
最初にカウンセリングに来てくださった時は「このままだと本当にIELTSがまずいんです…」と真っ青な顔をしていたのを覚えています(笑)。
そこから5ヶ月間、働きながらIELTSの勉強と両立するのは相当大変だったと思います。
それでもいつも「なぜ自分は留学したいのか?」と原点に立ち戻り、ご自身を奮いたたせていらっしゃいました。
時には厳しい言葉をかけましたが、そこで腐らず、素直に受け止めて授業に食らいついてきてくれました。
彼女の”諦めの悪さ”= “留学に対する覚悟”と “留学後に成し遂げたい未来への情熱”だと思います。
