IELTSの勉強を続けて目標スコアを達成する人に共通する4つの考え方とは

みなさんこんにちは、Ringoです。

IELTSの勉強、順調に進んでいますか?

このブログを読んでいらっしゃるということは、まさに猛勉強の最中と思います。一方で、

「頑張って勉強しているけど、スコアが伸びない……。」

「勉強しなきゃいけないのはわかっているけど、モチベーションが続かない……。」

そんな悩みにぶち当たっている方も多いのではないでしょうか。

これまで様々な方のIELTS の勉強をお手伝いさせていただきましたが、最後まで勉強を継続して目標達成する人には共通するいくつかの特徴があることに気づきました。

一方、途中で何となく諦めてしまったり、いつまで経っても目標に届かない人たちの特徴も見えてきました。

私は IELTSはただの英語試験ではなく、人間として成長する素晴らしい機会だと考えています。

もし皆さんが勉強に躓いてしまっていたら、ぜひ本記事でご紹介する「目標達成する人の特徴」を真似して、自分を変えるチャンスと前向きにとらえてみてください。

IELTSの目標達成する人は自分にとって「必要」な勉強をしている

一つ目の特徴は、「IELTSの目標達成する人は自分にとって必要な勉強をし達成しない人は自分がやりたい勉強だけをやっている」です。

IELTS の勉強は週に1回長期で続ける英会話レッスンのような、お稽古ごととは違います。どちらかというと、志望校を決め、戦略を練り、集中して勉強する大学受験に似ています。

なので「楽しみたい」とか「レッスン(授業)だけ受けていればいい」というような考え方だと、なかなか目標達成できません。

むしろ苦手でこれまで避けてきた文法や、勉強不足が露呈してしまう英作文など、できない自分と向き合う修行のようなもの。

快楽的な楽しさよりも、高い壁に挑戦する楽しさというスタンスでないと、苦しい旅になります。

できない自分と向き合う作業は、辛いし避けたいものですよね。出来ればわかる問題だけ楽しく解いていきたい。

しかし、そうやって「楽しい」とか「好き」という感情を優先した勉強だけで目標スコアを達成できるほど、IELTSはやさしい試験ではありません。

むしろ目標達成する人は「自分には何が足りなくて、今は何を勉強するのが最善か」という必要性の視点を大切にします

中学文法が足りていないと指摘されたら、中学文法のドリルを3周する。

リーディングの基礎が優先と指摘されたら、精読を徹底的にやる。

たとえ「スピーキングやリスニングのほうが楽しい」、「単語勉強のほうが好きだ」と思っていても、そうした感情に流されることなく、やるべきことをやれる素直さを持ち合わせています。

 
Ringo
でも最初からその素直さを持つのは難しいよね。
 
まじめ
俺も何度受けてもIELTSのスコアが伸びなくて、どん底に落ちるまで素直になれなかったからなぁ。

皆さんは、自分の勉強の中身が「好きなもの」に偏っていませんか???もしそうであれば、今の自分は何を勉強すべきかぜひ考えてみましょう!

IELTSの目標達成する人は自分にとって「必要」な勉強をし、達成しない人は自分が「やりたい」勉強だけをやっている

IELTSの目標達成する人は早めにIELTSを受験し自分の実力を把握している

二つ目の特徴は、「IELTSの目標達成する人は早めにIELTSを受験し自分の実力を把握しているが達成しない人は受験を後回しにし、いつまでも現実に向きあおうとしない」です。

一つ目の特徴でお伝えした通り、まずは自分にどんな勉強が必要か知ることは、IELTSの勉強を始める第一歩です。

しかし、相談者の中には「まだ一度も受けたことがありません」という方が半分くらいいらっしゃいます。

もちろん未受験でも構わないのですが、そういう方には「出来るだけ早めにご自身の実力がわかるテストを受けてみてください。模試でも良いし、公式問題集でも構いません。現在地がわからない限り、スタートラインに立てないですよ」と発破をかけています。

それでも中々受験されない方もいます。

正直、OA 5.0以下の実力で IELTS を受験しても、散々な結果になることはわかっています。IELTS にミラクルはありません。

それでも私が受験を勧めるのは、今から登ろうとしている IELTS という山が、そんなに簡単に登れる甘い山ではないと体感して欲しいからです。

 
Ringo
受験料が高い、自分の実力を知るのが怖いなど、受けたくない気持ちもわかります!

しかし目標達成する人はここでも感情に流されず、必要なことは躊躇なく実行します。勉強を始めて2カ月以内にはテストを受け、自分の課題を分析されています。

弊社の生徒さんも、ミニテストや模試を受けて自分の実力を知り、悔しい気持ちから勉強に対する姿勢が変わる方がたくさんいます。

まだ受けていないという方は、ぜひこの記事を読み終わり次第 IELTS の公式団体のHPに飛び、予約をしてみてください。高い受験料を支払ってしまえば、勉強に対する気合も一段と高まるはずです!

IELTSの目標達成する人は早めにIELTSを受験し自分の実力を把握しているが、達成しない人は受験を後回しにし、いつまでも現実に向きあおうとしない

IELTSの目標を達成する人は、実現したい夢と期限が明確

三つ目の特徴は、「IELTSの目標を達成する人は、実現したい夢と期限が明確だが達成しない人はそれらが曖昧」です。

私たちの塾生は「独学でさんざんしくじり、他のサービスを使ったけど全然スコアが伸びない。このままじゃ本当にまずいんです…」と、背水の陣で臨んでいる人が大半です。

もちろん、そこまで崖っぷちに追い込まれる前に入塾してくれたら良かったの!にと思うことはありますが(笑)、彼・彼女たちは、モチベーションという意味で苦労はありません。モチベーション云々といっている余裕はない、とにかくやるしかない!と完璧に覚悟が決まっています

また実際に目標達成された方は、

来年の〇月までに絶対 OA 6.5以上取って、〇〇大学院の〇〇コースに行きます!キャリアアップしたいんです!」

という社会人や、

「就活はしなかったので、来年の夏には絶対にストレートで大学院に進みたいんです!留学して〇〇を学びたいんです!」

という学生など、みなさんとても熱く具体的な夢期限を持っていらっしゃいました。

一方で、相談者の中には「なんとなく将来は海外に行きたいし、それなら IELTS 受けておこうかなぁ」という方もいらっしゃいます。このタイプの方は、モチベーションが続かず悩んでいたり、勉強時間が少ない方がほとんど。

そのような方には、少し厳しいようですが「今のままでは、IELTSの受験はお勧めしません」と相談を受けた時点で伝えています。

なぜなら、IELTS は簡単に手を出すような甘いテストではないから。苦しむことは見えていますし、挫折してしまう可能性も高いです。

IELTS の勉強はお金もかかるし、時間もかなり奪われます。現時点での実力がOA 5.0前後の方がOA 6.5以上を目指す場合、数か月~1年は修行僧のような生活を送らなければなりません(もちろん元々英語ができる方、受験勉強に慣れている方は別です)。

友達との遊びも断らなきゃいけないし、仕事も二の次。バッグの中には常に教材が入っていて、頭の中はいつもIELTSのことでいっぱい。そんなある意味、IELTS に熱狂するような生活を確立しなければならないのです。

私としても、一緒に勉強していくのであれば途中であきらめてほしくない。目標スコアを達成して、自分の夢を叶えてほしいといつも思っています。

ちなみになぜ「今のままでは」と強調したかというと、そうした現実を知って、心を入れ替える(?)方もいれば、だったら辞めます、という人もいるからです。

もちろん、「今ではない」という理由で辞める決断も勇気ある英断だと思います。

もしみなさんがモチベーションが落ちてしまっているのであれば、次の質問を自分にぶつけてみてください。

  • なぜ IELTS の勉強を始めたのですか?
  • いつまでに目標スコアが必要ですか?
  • スコアが取れたその先の夢は何ですか???

今一度自身を見つめ、夢に期限を切ってみましょう!

IELTSの目標を達成する人は、実現したい夢と期限が明確だが、達成しない人はそれらが曖昧

IELTSの勉強が人生を変えるチャンスだと心から信じている

最後の特徴は「IELTSの目標を達成する人は、IELTSの勉強が自分の人生を変えるチャンスだと心から信じているが達成しない人は過去の自分を変えようとしない」です。

IELTSは遠くから眺めている分には簡単に登れる山に見えるけれど、近づいてみて、初めてその険しさ、高さに気づきます。

 
まじめ
まさに俺もそうやったなぁ…。勉強すればするほど、IELTSの難しさを痛感しました。

繰り返しになりますが、IELTS という山は生半可な気持ちでは登れません。

勉強の途中で

「さっき覚えた単語を、なんでもう忘れてるんだろう…」「あんなに先生に指摘されたのに、なんで出来ないんだろう…」「早起きして勉強しようと思ったのに、今日も起きれなかった…」

などなど、自分の弱さや未熟さを嫌というほど痛感します。

でも、こうした弱さが見えるというのは、自分を強くするチャンスでもあるわけです

「これまで何をやっても中途半端で続かなかった自分を変えられるかもしれない!」

「本気で英語勉強に向きあえるかもしれない!」

「大変なのは自分だけじゃない。応援してくれている人のためにも頑張りたい!」

目標達成する人は、そんな風に前向きに勉強に向かいます。

一方途中で挫折してしまう人は、

「やっぱり自分には向いていない」「今は仕事が忙しいから、来月になったら頑張る」「自分のペースでやりたいから、そこまで追い込みたくない」など、何かと理由をつけてこれまでの自分のスタイルを変えようとしません

IELTS は合格/不合格が出るテストではありません。他人との競争ではなく、過去の自分との闘いなのです。

何かに本気で向き合って壁を乗り越えた経験がある人は、そう簡単にへこたれません。その不屈の精神は、留学先でも大いに役立ちます。

IELTSの勉強に本気で取り組んだ時間は、きっとみなさんの財産になるでしょう!

IELTSの目標を達成する人は、IELTSの勉強が人生を変えるチャンスだと心から信じているが、達成しない人は過去の自分を変えようとしない

グサッときたら今日から頑張ればいい

いかがでしたでしょうか?この記事を読んで、達成しない人の特徴に当てはまりグサッときた方もいるかもしれません。

でも大丈夫。人は変わろうと思ったら、いつだってそこが変わるチャンスです。

 
Ringo
本記事をきっかけに皆さんが IELTSの目標スコアを達成し、その先の夢を叶えられることをお祈りしております!
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