IELTSライティング Task 2|オピニオン・エッセイの構成例と同意を表す副詞表現

“To what extent do you agree or disagree” という質問の場合、賛成(または反対)の理由だけで終わっても大丈夫でしょうか。また理由は何個くらい書けば良いでしょうか。基本の型を教えてください。

この記事は、IELTS ライティング Task2の “To what extent do you agree or disagree” 問題、通称オピニオン・エッセイの書き方のポイントについてまとめています。

結論から言うと、

  • 100% 賛成(反対)する場合は無理に両サイドの意見を書かず、賛成(反対)の理由だけでOK
  • 理由の数に決まりはないが、1パラグラフ1メッセージの原則は守る
  • オピニオン・エッセイの基本構成は2パターン一つは片方サイドだけ主張するタイプ、もう一つは両サイドから論じるタイプ
  • 両サイドを論じる場合も①賛成か反対か 賛成(または反対)の程度の二つは必ず書く

この記事を読むと、オピニオン・エッセイで押さえるべきポイントがイメージ頂けると思います。

ディスカッション・エッセイとの違いはグラデーション

 
まじめ
そもそもディスカッション・エッセイとの違いはなに?
 
Ringo
この世で一番美味しい食べ物はカレーという人もいれば、ラーメンという人もいます。両サイドの主張を論じ、あなたの意見を述べなさい。
 
まじめ
あの、質問してるんですけど‥。カレーはスパイスが病みつきになるし、ラーメンはスープが最高に美味しいから究極の選択やけど、おれはラーメンかな。
 
Ringo
素晴らしい回答ね。じゃあ今度はこの世で一番美味しい食べ物はカレーです。あなたはどの程度同意しますか?または同意しませんか?
 
まじめ
……なるほど、そういうことか!
ディスカッション・エッセイとの違いは、簡単に言えば上のような話です。
ディスカッションタイプの問題は カレー or ラーメン という異なる意見の間で議論しますが、オピニオンタイプのエッセイはカレー最強という一つの主張に対して、どの程度賛成(反対)するかと問われているのです。
ディスカッション・エッセイは両サイドの意見を必ず書かなければいけないのに対して、オピニオン・エッセイは「絶対にカレーが世界で一番美味しい食べ物だ!」と100%同意するなら、反対意見は書かなくてもOK
白か黒かハッキリしても良いですし、真ん中のグレー、黒寄りのグレー、白寄りのグレーもありうる、つまり同意の程度にグラデーションがあるというイメージです。

▼ディスカッション・エッセイについて知りたい方はこちら

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オピニオン・エッセイの例題

以下は IELTS公式問題集15 Test2から引っ張ってきた設問です。

In the future, nobody will buy printed newspapers or books because they will be able to read everything they want online without paying.  To what extent do you agree or disagree with this statement?
(将来、誰も印刷された新聞や本を購入しなくなるでしょう。なぜならお金を払わずにオンラインで読みたいものすべてを読むことができるからです。 このステートメントにどの程度同意しますか、または同意しませんか?)

こちらは IETLS 公式問題集14 のTest3から引用。 

Some people say that music is a good way of bringing people of different cultures and ages together.  To what extent do you agree or disagree with this opinion?
(音楽は異なる文化や年齢の人々を結びつける良い方法だと言う人もいます。この意見にどの程度同意しますか、または同意しませんか?)

こちらは IELTS 公式問題集13 Test 1 & 2 から。

Living in a country where you have to speak a foreign language can cause serious social problems, as well as practical problems. To what extent do you agree or disagree with this statement?
(外国語を話さなければならない国に住むことは、深刻な社会問題だけでなく、現実的な問題を引き起こす可能性があります。 このステートメントにどの程度同意しますか、または同意しませんか?)

Some people believe that nowadays we have too many choices. To what extent do you agree or disagree with this statement?
(今日、私たちは多くの選択肢を持ちすぎていると信じている人もいます。このステートメントにどの程度同意しますか、または同意しませんか?)

100%同意の立場で書けるものもあれば、ほぼ同意だけど譲歩したい部分もあると展開できそうな問題もありますね。

最後のような抽象度の高い問題は、自分の中で定義を決めたりテーマを絞る必要があります。

▼ そもそも意見が思い浮かばないという人はこちら

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基本の構成は2種類

オピニオン・エッセイの場合は片方サイドの意見を展開する構成と、両サイドの意見から論じる構成の2パターンが基本の型になります。

パターン1:片方サイドのみ主張(100%同意する場合)

片方サイドのみ議論を展開する場合の構成例はこんな感じ。

Introduction 一般的なバックグラウンド、質問のパラフレーズ +、自分は100%同意する 35 語
Body I 同意する理由①、具体例①、根拠① など 90~100 語
Body II

同意する理由②、具体例②、根拠② など

90~100 語

Conclusion

イントロダクション、ボディで述べた内容の再主張 35 語

片方の意見について、理由を二つ以上述べます。

 
Ringo
理由を展開する Body パラグラフは3つでも問題ないですが、3つにすると一つのパラグラフの内容が薄くなりがちなので、私は4パラグラフで大体 260~300語を目指しています。

パターン1の良いところは、

どちらの立場を支持しているかわかりやすい

どの程度同意しているかわかりやすい

この書き方であればタスク回答度(めちゃくちゃ重要な評価軸)でやらかしてしまう可能性が低くなります。

片方サイドのみ理由がたくさん思いつく、明らかに反対するのはおかしい(例えば「タバコは健康に良い。同意しますか?」みたいな問題)場合などはパターン1が良いでしょう。

パターン2:両方サイドから考察(部分的に同意、100%は同意できない場合)

次は片方サイドのみ議論を展開する場合の構成例。

Introduction

一般的なバックグラウンド、質問のパラフレーズ 、 自分の立場、同意の程度

35 語
Body I 自分とは反対側の意見、理由①、具体例①、根拠① など 90 語
Body II

同意する理由②、具体例②、根拠② など

100 語

Conclusion

イントロダクション、ボディで述べた内容の再主張 35 語

パターン2はディスカッション・エッセイの構成とほとんど同じです。

ディスカッション・エッセイを書き慣れている

一方だけの主張・理由・具体例がたくさん思い浮かばない

という方は、パターン2の方が書きやすいかもしれません。Body I と Body II の順番は逆でも大丈夫です。

パターン2で気を付けなければいけないのが、イントロダクションとコンクルージョンで自分の立場を明確にすること。同時に同意の程度も分かりやすくかきましょう。

 
Ringo
たまに “I agree with both”という書き方をする人がいますが、個人的には読み手にとって分かりにくいので避けています。本心は両方同意したい問題がほとんどですけどね。

同意の程度を表す副詞

では最後にイントロダクションで使える同意の程度表現を少しだけご紹介したいと思います。

程度を表す副詞
図1.程度を表す副詞

強い同意を表す副詞

「完全に」

I completely/entirely/totally/absolutely agree with the idea…

「強く」「主に」「ほぼ」「おおむね」

strongly/mainly/mostly/generallyin general

中程度の同意を表す副詞

「適度に」「ほどよく」

moderately/reasonably

弱い同意を表す副詞

「部分的に」「ある程度は」「少しは」「わずかに」

partially/to some extent/partly/slightly

 
Ringo
これらの副詞を組み合わせてあなたの意見を分かりやすく伝えましょう。

まとめ

オピニオン・エッセイのまとめです。

  • イントロダクションで自分の立場を表明する
  • 同意の程度は副詞を活用して必ず明記する
  • 100%同意する場合は片方サイドの意見(理由)のみでOK
  • どちらとも言えない場合は両サイドの意見(理由)を1パラグラフずつ書く

オピニオン・エッセイに限らず ライティング Task2攻略のコツは早い段階で自分なりの型を確立してしまうことです。

本やネットには色々な人のサンプルが転がっていますので、「この人の書き方好きだな」「自分の意見と近いな」と思う型をじゃんじゃん真似していきましょう。

▼サンプルがこれでもか!というくらい沢山載っている本

▼この記事で紹介している IELTS 公式問題集

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