【IELTSライティング 4.5→6.5を目指す】半年間の勉強記録とその効果(前編)

こんにちは、まじめです。

今日は私の IELTS ライティング奮闘記【前編】を書きたいと思います。

IELTS の試験を初めて受けたのは約半年前。そこから徐々にIELTS の勉強を始め、これほど長いお付き合いになるとは思っていませんでした。

特にIELTS のライティングがこんなに難しいとは思っていなかった。

自分の英語力が上がるにつれ、求められているものもどんどん高くなっていく。終わりのない戦いをしている気分になります。

登ってる壁ってやっぱ険しいんやな。

それが半年間、真剣に IELTS に向き合ってきた今の正直な感想です。

カッコよく「ライティングのスコアを半年間で4.5→6.5まで伸ばしました!」とか言いたいんですけど、全然そんなことない。少しでも英語力を伸ばそうと毎日必死にもがいています。

ということで、今日は私と同じように IELTS の勉強を頑張っていて、特にライティングに苦労している方に向けて、

  • ライティングの重要性(前編)
  • これまで取り組んできた勉強法の効果(前編)
  • 現在取り組んでいる勉強法(後編)
  • 使っている参考書(後編)

などについて書きたいと思います。

モチベーションが下がっている方がいれば、この記事を読んで是非元気を出して頂ければ幸いです。

※記事公開時から3ヵ月経った2020年7月には、無事にライティングスコア 7.0 を達成することが出来ました。私の経験も参考になるんじゃないかと、ちょっとだけ自信がもてました。

ライティングの勉強は早めに取り組む

まず最初に、これから IELTS の試験勉強を始める方に強くお伝えしたいことがあります。

それは、

まじめ
ライティングは早めに対処した方がいい!

ということです。

他のセクションもそうですが、特にライティングはスコアを伸ばすのに時間がかかります。独学では限界があり、私みたいな一般人は付け焼き刃の勉強では6.5の壁は超えられないと思います。

イギリスの大学や大学院では、ライティングだけ高いスコアを要求されることがあります。現に私が出願した大学では、ライティングだけ6.5 以上を求められています。

それなのに、日本ではIELTS専門でライティングだけを指導してくれるサービスが少ない。あったとしても非常に高額だったり、質がいまいちなのかもしれないという気がしています。

スコア提出の期限が迫る中、ライティングのスコアだけが到達しないストレスは半端ないです。私は今まさに時間との戦いの中、猛烈に苦しんでいます。

ライティングに関しては、ぜひ早目に勉強をスタートしてください。

IELTS ライティング勉強の軌跡

私のこれまでの “IELTS ライティング勉強の軌跡”をご紹介します。詳しい経緯は別の記事でも書いていますので、良かったらそちらもお読みください。

私はこれまで4回 IELTS の試験を受けました。その時のライティング・スコア(単体)の変遷がこちらです。

受けた月 スコア
9月 5.0
10月 4.5
1月 5.5
3月 5.5

見ての通り、9月は5.0だったのに、10月に4.5というスコアを叩き出し、そこから猛勉強して何とか5.5までスコアを伸ばしたという状況です。

目標スコアは6.5なので、まだまだ先の道のりは長いです。

1カ月目:とにかくアウトプットの練習

IELTS のライティングの勉強を始めた当初は、たった一行書くのにとても時間がかかりました。

例えば TASK 2。

質問が抽象的で、日本語ですら回答が思い浮かばない。それを更に英語で書かなければいけない。いざ机に向かっても、全然筆が進みません。

そもそも私の場合、論文を書くための作法が、日本語でも上手く理解できていませんでした。

Ringoちゃんにアカデミック・ライティングの型を教わりましたが、いまいちピンと来ていませんでした。

 
まじめ
いやむしろ、今まで型にはめられることが大嫌いだったし、「自由に書いて6.5のスコア取ったるわ!」という、型を敵と考える全く意味のわからない思考を持っていました。

なので最初は、とにかく一定語数を書けるようになることが目標で、点数にはあまりこだわっていませんでした。

最初の試験でなぜか 5.0 が取れてしまったことも、ライティングにそこまで注力しなかった要因だと思います。

現に、9月のテストでは終了時間20分前に回答を書き終わり、何もすることがないから無駄にトイレに行きました(今はテスト中1秒たりとも無駄にできないため必死にトイレを我慢するための策を色々講じています)。

話が少し脱線しますが、トイレに行く時は部屋から出る時に試験官の方に指紋確認をされます。その後トイレに入るという流れですが、その時は運悪く指紋認証の機械が故障中。

試験官の方がテンパって右往左往した後に誰かを呼びに行く、そして運動会のリレー並みのスピードで闘牛のように走って帰ってくる姿を見て、ほくそ笑む余裕がありました。

2カ月目:あれ?ライティングやばいやん。

ところがです。

10月のライティング・スコアがまさかの4.5

前回よりも低い。リーディングやリスニングは順調にスコアが上がっていたのに対し、ライティングだけ明らかに足を引っ張っている。

ようやくここで、自分のライティング力を勘違いしていたことに気づきました。

ライティングを 4.5 → 6.5まで伸ばすには、独学では限界があると感じた私は、フィリピンのスパルタ語学学校に留学を決めます(その時の話はこちらに書いています)。

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3カ月目:フィリピンで IELTS 漬けの日々を送る

この時初めて、IELTS 専門予備校の授業を受けました。評価項目やテクニックなど、試験対策としてのライティングを体系的に学ぶことができました。

特に良かった点は、

  1. 問題形式ごとの型を知れたこと
  2. 実践が多いため、英語で文章を書くことに対して抵抗がなくなったこと

の二つです。

生活面(特に食事)では苦労することもありましたが、結果的にはとても効果があったと思います。

実際にIELTS のライティング・スコアも、4.5→5.5まで、一カ月で1.0スコアを上げることが出来ました。

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4~5カ月目:まさかの燃え尽き症候群

せっかくフィリピンで英語漬けの毎日を送ってきたのに、帰国した途端、まさかの燃え尽き症候群にかかってしまいました。

明らかにフィリピンでライティングやりすぎました。毎日嫌いな英語を10時間も続けたことの代償はマジででかすぎました。

帰国後、クリスマスや正月モードで楽しい気分を思い出してしまった私は、ますます勉強モードが遠ざかります。

「今頑張らないと」と頭では思っているのに、私の右手の定位置をペンではなくアルコールが奪います。また「日本の正月最高やわ!日本酒って日本の伝統文化よな」とか英語を見ずに日本の素晴らしい点を探す日々が続きました。完全に逃げですね。

5~6カ月目:6.0は見えているのに本番では5.5の力しか出せない…

3月のテストを受ける前は多くの時間をライティングの勉強に割きました。

自分の今のライティング・レベルは「運が良ければ6.0は出せるかもしれないけれど、6.5には届かないくらいやろなー」と思うまでになりました。

しかし、残念ながら 5.5 → 5.5 とスコアは同じまま…なんでやねん。

ライティングはとにかく書いて添削してもらわないと上達しない。

この時期は、このことを強く意識しました。

一人でライティングの文章を多く書くことはできますが、誰かに添削してもらって、初めて文法のミス、語彙能力の低さ、文章表現が乏しいことに気がつきます

まず5.5 から脱出するためには自分の弱点を知らなけらばならないと思い、今でも個別でライティングだけは外部の先生にレッスンをお願いしています。

ライティング上達の4ステップ
図1.ライティング上達の4ステップ

半年を振り返っての反省点と次の目標

半年間勉強を続けてきて、正直、今ものすごく苦しいです

スコア6.5以上を目指してライティングを毎日頑張っていますが、めちゃめちゃポジティブに「よし、勉強頑張ろう!」と思える日もあれば、

まじめ
もうIELTS なんて見たくない…参考書を全部捨てたろか!!

と思い切りやる気が下がる日もあります。

以前「6.0 から 6.5 に上げるまでの期間が一番長くて辛かった」と仰っている方のブログを読んだことがあります。本当にその通りだなぁと思います。

同じやり方では、残りの数カ月で 1.0 もスコアを伸ばすことは難しいのはわかっています。なので今は色々と勉強法を変えながら試行錯誤中です。

具体的な勉強の中身は【後編】の記事で詳しくご紹介したいと思います。

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